窓際に座り、ひとり考え込んでいるユミ。
ヒョンテがユミの前に座る。
「何を考えている?」
「なんか変なの・・・多分、こういうのはじめてだからだと思う。本部長は、私のためにいろんなことをしてくれるの。でも、どういえばいいのかな?シンデレラみたいには思えないの。手のかかる息子を治療してみている感じ。これって普通?」
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「うまくいっているようだな、本部長と」
「ううん、そうでもないの。」
「大丈夫なのか?お前が期待するものと違ってるかもしれない。彼は一般人じゃないんだ。」
「それはそうよね。でも・・・」
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帰宅中、道端の生垣に腰掛けてる人影を発見するユミ。
「チュ・ヘリさん?なぜ、そんなに飲んだのですか?大丈夫ですか?」
「最悪ね」
「なんて言ったの?・・・チュ・ヘリさん、しっかりしてください。そんなに酔って・・家に帰らないと。ここで何をしてたんです?」
「ねえ、あなたのせいよ。あなた!あなたが大嫌い・・・」
「泣いているの?なぜ泣いているの?」
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「やぁ、チヂミ!私の人生は、あなたのせいで台無しよ。完全に台無しよ。」
「いいわ、あなたが言いたいことがあるなら、今ここで言って。全部聞きますから」
「ねえ、あなたは1夜限りなんでしょ。たった1晩。恥ずかしくないの?ねえ、それなのにまたなの?『はじけよう』だったけ?ありえないわよね?一体なんなのよ。ねえ、話にならないわよ。アダルトビデオ女優の娘が、どうしようっていうの?その一晩は、あなたの人生を振り返っての夢みたいだった?ちぢみをひっくり返すのと同じくらい簡単だと思ったの?あなたもチヂミみたいよね」
「そんなことありません。」
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「何が、そんなことないのよ。この国に、あなたみたいな女性がいるっていう事実くらい知ってるわ。困るのよ。お願いよ。あなたが1晩だけの相手なら、そういう人みたいに振る舞ってよ。そして、いい、邪魔しないで」